歯槽骨再生 - 骨不足でもインプラントが可能に!GBR法とは?

  • 当院へのアクセス
  • 0829-20-3363

歯槽骨再生-GBR法

インプラント治療における歯槽骨の再生

顎の骨の中にある、歯を支える部分の骨を歯槽骨といいます。インプラント治療を行う際には、インプラントを埋入でき、支えるだけの骨の厚みや幅が必要となりますが、歯槽骨が不足しているとインプラントをしっかりと支えることができず、インプラントがグラつき脱落してしまうトラブルを引き起こしてしまいます。

今回は、骨不足によりインプラント治療を諦めてしまっている方に、歯槽骨の再生を促す「GBR法(骨再生誘導療法)」について詳しく解説いたします。

GBR法とは?

歯槽骨の吸収が進んでしまう原因として、先天性の場合もありますが、主に歯周病歯の喪失合わない入れ歯の使用によるものが挙げられます。

特に歯周病は、歯槽骨を溶かしてしまう大きな原因となります。症状が進んでいくほど骨吸収は進んでいき、最悪の場合、歯が抜けてしまうこともあります。
通常、歯槽骨は歯の咀嚼により力がかかっている状態ですが、歯が抜けてしまうとその力は加わらなくなり、退化してしまいます。歯周病により歯を喪失し、それから時間が経てば経つほど歯槽骨の吸収は進み、骨が痩せてしまうのです。
また、合わない入れ歯を使用することで、歯肉にはあらゆる方向からの圧力がかかります。歯肉が圧迫されると、その下にある歯槽骨の吸収が進んでいきます。

GBR(guided bone regeneration)法は、歯周病や歯の喪失、合わない入れ歯の使用などによって失われた歯槽骨の再生を促進する治療法です。
そのままの状態では骨不足によりインプラント治療が困難であると判断された場合に行われます。歯槽骨は歯肉に覆われているため、レントゲン写真で骨吸収の度合いを確認します。

GBR法は歯周組織再生療法のひとつで、このほかにもGTR(guided tissue regeneration)法、エムドゲイン、ボーングラフト、FGG、CTGなどの手法があります。
GBR法と名前が似ていますが、GTR法では歯槽骨だけではなく、歯根膜や歯肉、セメント質の再生治療も行います。

GBR法の流れ

ここでは、GBR法によるインプラント治療の主な流れをご説明します。 以下はインプラントの埋入を同時に行う方法ですが、ケースによってはGBR法により骨を造成してからインプラントを埋入することもあります。

1. インプラントを埋入する

インプラントを埋入します。骨吸収が著しいこの時点では、インプラントの表面が露出した状態となります。

2. 自家骨・骨補てん剤を移植し、人工メンブレンにより覆う

インプラント埋入後、自家骨あるいは人工骨(骨補てん剤)を移植します。移植後は、自家骨や人工骨による骨再生を誘導し、組織細胞の混入を防ぐ人工メンブレンという特殊な膜で覆います。メンブレンの固定にはスクリュー(ピン)を使用します。

自家骨の場合は、骨盤の一部である腸骨や顎の骨から採取し、細かく砕いて用います。人工骨には主にリン酸カルシウム系の「ハイドロキシアパタイト」、「B-TCP」などが用いられます。

3. 骨の再生を待つ

歯肉を戻して、骨が再生するのを待ちます。骨の再生にかかる期間は個人差があり、一概には言えませんがおよそ4~6ヶ月とされています。

骨の再生を待つ間は、できるだけ患部に刺激を与えないよう注意が必要です。

4. 上部構造を装着する

骨が再生し、インプラントが固定された後、上部構造(人工歯)を装着し、治療が完了となります。
歯槽骨が再生したことで、歯肉の見た目も美しくなり、インプラント治療の良好な予後が期待できます。

なお、GBR法では、治療時の痛みの軽減、治癒の促進を目的として、PRP(多血漿板血漿)と呼ばれる高濃度の血漿を使った手法を併用することがあります。PRPを併用した場合、骨再生にかかる期間を短くする効果が期待できます。

GBR法のリスク・デメリット

GBR法はインプラント治療を可能にする確実な歯槽骨再生法ですが、歯科医師の高度な技術を要求される手法です。膜の露出などが原因で細菌感染を引き起こし、骨を失うといった合併症のリスクもあるため、慎重に行う必要があります。

GBR法に限らず、歯槽骨を増やす手術は広範囲で行われる場合が多く、術後には痛みや腫れが引き起こされることもあります。手術が終了した後には痛みを抑える鎮痛剤が処方されますので、医師の指示に従って服用するようにしましょう。

なお、歯槽骨の再生を行う場合、骨の再生に期間を要するため、骨再生を行わない場合と比べて治療期間が長くなる傾向にあります。また、同時に手術回数が増えることとなりますので、およその手術費については担当の歯科医師に確認しておきましょう。

骨不足で悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください

不足した骨を補う手法には、GBR法のほか、サイナスリフトなどの様々な手法があります。

「歯槽骨が不足しているため、インプラント治療を諦めようかと悩んでいる」「自分に合った治療法を知りたい」という方は、ぜひ一度、広島のインプラント専門医、ナタリーデンタルクリニックへお気軽にお問い合わせください。

広島県廿日市 ナタリーデンタルクリニック
診療時間(受付)
 9:00~12:30
15:00~18:30
14:00~18:00

※診療締切時間の30分前が受付締切時間となります

休診日 火曜・日曜・祝日 ※祝日のある週の火曜は通常診療

住所 広島県廿日市市阿品3丁目1-1 

TEL 0829-20-3363

お問い合わせフォーム
  • 診療案内
  • インプラント
  • 審美歯科
  • 矯正歯科
  • 小児歯科
  • 入れ歯
  • 一般歯科
  • 歯周病
  • その他の診察
  • 費用について
医学書 オーラル・インプラント・リハビリテーション・シリーズ プロビジョナルレストレーション装着期間中の口腔周囲筋トレーニングの執筆協力をしました。